日南市の焼酎メーカーでは、芋焼酎の仕込みが本格的に始まりました。 このうち北郷町にある櫻の郷酒造株式会社(代表取締役社長・寺田和弘)では、宮崎産のサツマイモ「黄金千貫(こがねせんがん)」を一つずつ確認し、傷のある部分を手作業で取り除くなど、丁寧な選別作業が行われています。
▽櫻の郷酒造・製造部長の有田忠司さんは「今年は天候に恵まれて生育状況も良く、デンプン価の高い芋が入荷しております。風味豊かな香味バランス調整の取れた焼酎を作り上げて、皆さんに楽しんでいただきたいと思います」と話していました。
櫻の郷酒造では、芋を1日あたり約16トン加工し、年内におよそ156万リットル、 一升瓶で87万本分の芋焼酎を製造する計画です。 2024年12月には、日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されていて、期待が高まっています。
▽有田さんは「世界に誇る日本の文化の一つに認められたことで、国内外の注目が高まり、観光や輸出の拡大が期待されると思います。今後は世界の酒として発信していくことが必要だと考えておりますので、いろいろと取り組んでいきたいと思います」と話していました。
仕込みはこのあと蒸留や熟成などを経て、焼酎は11月末ごろから全国に出荷される予定です。

